[かぶ] ASUS ZenPad 7.0(Z370C)レビュー(残念編)Kindleアプリ起動に20秒超えは異常です。

*2023年(令和5年)10月1日からステルスマーケティングが景品表示法違反となる、所謂「ステマ規制」が施行されました。当ブログの方針についてはこのサイトについてをご参照ください。

*当ブログではGoogle Adsense、Amazonアソシエイト等アフィリエイト広告を利用して収益を得ています。収益はこのブログの運営維持のために充てさせて頂きます。

[かぶ] ASUS ZenPad 7.0(Z370C)レビュー(残念編)Kindleアプリ起動に20秒超えは異常です。

シェアする

気がつけば提供いただいてから間もなく2ヶ月が経とうとしているASUS ZenPad 7.0(Z370C)。当日小雨降る大阪の街を日帰りで早歩きで動きまわったのも、帰りの新幹線では台風直撃で運転見合わせになるのではないか、と少しヒヤヒヤしたのも今では懐かしい思い出です。

さて、提供期間は今月末までのため(規定回数はとっくにクリアしていますのでこのまま提供いただけると思うのですが)、この辺りで振り返りを行ってみたいと思います。

この2ヶ月間、持ち歩かなかった日はなかったくらい重宝しているこのZ370Cですが、個人的な用途としては非常に惜しい端末でした。

ASUS ZenPad 7.0(Z370C)についてのこれまでのレビューはこちら

実売価格2万円を切る7インチAndroidタブレット端末としては充分に満足。

1049-201510_ASUS ZenPad Z370C 02

毎日持ち歩かなかった日がなかったのも、何もレビューを書かなければならないからではなく、単に使い勝手が良かったからです。非常にちょっとした時に使える良端末です。ただ、ほぼ私の用途は限られてはいましたが。

それは写真の加工と管理、そして電子書籍ビューワーとしての役割です。

写真の加工と管理に関してはほぼ不便なしでした。

TruVividテクノロジーなどASUS独自の機能も搭載され、決して高解像度というほどではないにも関わらず、写真の映りは非常に良好でした。動画再生も純正オプションのAudio Coverが便利でしたし、この辺りに関してはほぼ不便なし。

[かぶ] ASUS ZenPad 7.0(Z370C)レビュー(ケース編)その大きな魅力の一つでもあるオプションの純正ケースとカバーを考える。
1031-201510_ASUS Z370C 02

前回のZenFone 2 Laserの提供レビューに比べてレビューが少なくなってしまったのは、突っ込みどころが殆ど無く、普通に無難に使えてしまったからです。良くも悪くもおもしろみのない、それくらい日常に溶け込んでしまったタブレット端末でした。

ただ、これだけは伝えたい。Kindleアプリの起動に23秒かかるという現実を。

1049-201510_ASUS ZenPad Z370C 01

これは、もう私にとっては致命的。これはKindleが悪いのか、このZenPadのプロセッサーがKindleアプリと最適化されていないので処理に時間がかかっているのかは分かりませんが、起動してから本が読めるようになるまで平均23秒近くかかるんです。この23秒は正確にではなく、毎回遅いので私がその度に頭のなかで数えました。

23秒って、凄いですよ。しかも途中で時々「このアプリは反応していません。終了させますか?」って出るんです。出てしまうくらいに重いんです。

これは同じくPDFビューワーのPerfect Viewerなどでも同様。こちらのほうがまだ少し速いですが。

これは単にZenPadのプロセッサーが非力、というだけの問題では無い気がします。だって、すべてのアプリでこういう状況になるわけではないので。

そうした点では、電子書籍ビューワーとしての端末が欲しいのであれば、素直にiPad miniなり、Kindleなりを買ったほうが幸せになれると思います。

気軽なネット閲覧など目的を絞って使うのであれば非常にお手頃な良端末です。

何とも前回の「語学学習に最適」と矛盾しているような気がしますが、一度起動させてしまえばあとは安定していますので、そうなればあとは普通に使えます。とにかく起動だけが遅く、また不安定です。あと、一部アプリで時々起動したかと思ったら終了することもありますね。PowerAMPとか。あ、それじゃ、語学学習手強いじゃないですか。

[かぶ] ASUS ZenPad 7.0(Z370C)レビュー(語学学習編)7インチ+Audio Coverは語学学習にも最適です。

そうした残念な部分もありますが、そしてそれは私にとってはかなり致命的なのですが、それでもこの2ヶ月、結局この端末をメインにKindle書籍もPDF書籍も読んできたのは、その7インチという絶妙な大きさとボリュームボタンでページ送りが出来るAndroid版ならではの機能、そして液晶の綺麗さがあるからです。MicroSDメモリを入れれば128GBまで容量も増やせますしね。本読みにはうってつけです。2万円切ってますし。

だからこそ、この部分だけ本当に惜しい。これが解消されるのであればもう1万円高くても私は買っていると思います。ただ、3万円になると競合が色々出てきてしまうんだろうなぁ。

ということで、それ以外は全くもって不満もありませんし、頼まれなくても毎日結局持ち歩く私にとって欠かせない端末であることには変わりはありません。

最後に、ガラスフィルムですが、多分要らないと思います。私、結局3枚も買い直しましたが(貼るの失敗x1回、修理で交換x1回、最初から少し曲がっていた不良気味x1回)今、何も貼らずに使っていますが特に傷も付きませんし、かえってタッチ感も悪くなく、快適です。1,300円前後x3枚で気がつけば4千円くらい使った訳ですが、意外と素のままが一番だったという。

単に私が下手&運が悪かっただけな気もしますが。

ASUS ZenPad 7.0(Z370C)についてのこれまでのレビューはこちら

タブレット | ASUS ZenPad 7.0 (Z370C) | ASUS 日本

ASUS ZenPad 製品一覧 | ASUS shop

スポンサーリンク

実売価格2万円を切る7インチAndroidタブレット端末としては充分に満足。

写真の加工と管理に関してはほぼ不便なしでした。

ただ、これだけは伝えたい。Kindleアプリの起動に23秒かかるという現実を。

気軽なネット閲覧など目的を絞って使うのであれば非常にお手頃な良端末です。

  • 実売価格2万円を切る7インチAndroidタブレット端末としては充分に満足。
  • 写真の加工と管理に関してはほぼ不便なしでした。
  • ただ、これだけは伝えたい。Kindleアプリの起動に23秒かかるという現実を。
  • 気軽なネット閲覧など目的を絞って使うのであれば非常にお手頃な良端末です。